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富士宮市委託研究「地域食材に関する情報集約及びマーケティングに関する調査」報告書

2017年05月19日掲載

平成28年度に実施した「地域食材に関する情報集約及びマーケティングに関する調査」の報告書を掲載しています。


富士宮市フードバレー推進協議会では、東京農業大学に委託し、実施しました。
報告書がまとまりましたので、お知らせします。

調査期間

平成28年5月1日~平成29年3月31日

報告書の概要

第1章 地産地消の重要性と挑戦、本調査の目的
第2章 富士宮市産牛乳の導入における効果と課題に関する調査 ー小売ー
第3章 富士宮市産牛乳の導入における効果と課題に関する調査 ー消費ー

富士宮市は、2004年にフードバレー構想を打ち出し、市民と生産者・NPO・企業・大学が連携し、市を挙げて「食」をテーマとしたまちづくりに取り組んできた。その結果、「富士宮やきそば」「大型ニジマス商品:富士山の湧水が育てた大々鱒(おおます)・紅富士(あかふじ)」を中心にさまざまな地産地消を目指した商品開発を行ってきた。
ただし、同時に課題もみられ、その1つとして「学校給食用の牛乳が他地域産であること」が挙げられる。このような背景を受けて「地元の高品質牛乳を地元の子供たちに飲ませたい」という提案が一部酪農家からあり、富士宮市も協力・支援する中で、富士宮市内4団体が学校給食用牛乳の製造事業を行う法人を新たに設立した。
この取り組みは、地域貢献や教育的な効果への狙いが中心であるが、同時に酪農業の維持発展へのビジョンも含まれている。
そこで、富士宮市内の小売店を通しての販売の可能性、富士宮市民の富士宮市産牛乳に対するニーズを把握する必要があり、富士宮市内の小売店に対してヒアリング調査を行い、次に富士宮市民を対象に消費者調査を行った。
その結果から、地域性を強みにした上で、ブランド化や相対的なおいしさを遡及することで、さらに購買が期待できることが明らかになった。そのことにより、富士宮市産乳製品のブランドイメージが向上するだけでなく、富士宮市への郷土愛が向上することが考えられ、地域産業である酪農業や地域の小売店の利益につながり、地域経済に貢献することが可能となると思われる。

報告書

お問い合わせ

産業振興部 農業政策課 食のまち推進室

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所4階)

電話番号: 0544-22-1691

ファクス: 0544-22-1207

メール : food@city.fujinomiya.lg.jp

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