非常持ち出し品
2025年05月02日掲載
災害時の非常持ち出し品について掲載しています。
万が一の災害に備えて、普段から非常持ち出し品を確認しておきましょう。
南海トラフ巨大地震のような大規模地震が発生すると、自衛隊や消防が被災地に到着するにも時間がかかるため、迅速な救出活動が難しいだけでなく、救援物資もすぐには届きません。
いつ起こるかわからない災害に備えるためには、自分の命は自分で守るという「自助」の考えから、事前の準備をしておくことが重要です。
大規模災害に備えて、非常持ち出し品、備蓄品の準備をしておきましょう。
非常持ち出し品は、欲張りすぎると避難時に支障が生じることがありますので、自分に合ったものを用意しましょう。
非常持ち出し品
非常持ち出し品の一例です。
- 非常食(カンパン、缶詰など)
- 飲料水
- 携帯ラジオ(予備の電池)
- 懐中電灯(予備の電池、電球)
- ろうそく
- ヘルメット(防災ずきん)
- ライター(マッチ)
- ティッシュ
- タオル
- ビニール袋
- 上着
- 下着
- 軍手
- 救急医薬品(キズ薬、ばんそうこう、解熱剤、胃腸薬など)
- 衛生用品、生理用品
- 処方薬(おくすり手帳)
- 感染症対策品(マスク、手指消毒液など)
- 雨具、防寒具など
- 貴重品(預貯金通帳、印鑑など)
- 現金
- マイナンバーカード
- 保険証のコピー
- 住民票のコピー
- 携帯電話、スマートフォン(予備バッテリーなど)
備蓄品
備蓄品のうち、食料及び水は7日分以上用意しましょう。
- 食料(缶詰、レトルト食品、ドライフード、栄養補助食品、スープ類など)
- すぐに食べられる食料(チョコレート、のど飴、梅干し、カンパン、お菓子類など)
- 水(1人当たり1日3ℓ)
- 燃料(卓上コンロ、固形燃料、予備のガスボンベなど)
- 鍋、やかん
- 簡易食器(割りばし、紙皿、紙コップなど)
- ラップ、アルミホイル
- ナイフ、缶切りなど
- ウェットティッシュ
- 洗面用具(歯ブラシ、石鹸、タオル、ドライシャンプーなど)
- 携帯トイレ、トイレットペーパー
- 毛布、タオルケット、寝袋など
- 使い捨てカイロ
- 工具類(ロープ、バールなど)
- 自分の必需品(眼鏡、補聴器、入れ歯など)
その他必要な物品
家庭環境によっては、上記のもの以外にも用意しなければならないものがあります。
以下の例を見ながら、必要なものを考えてみましょう。
特にこどものおむつなどは、成長に合わせてサイズを見ながらストックするようにしましょう。
妊婦がいる家庭の例
- 脱脂綿、ガーゼ
- 清浄綿
- 分娩準備品
- 生理用品
- 新生児用品
- ティッシュ
- 石鹸
- 母子手帳など
乳幼児がいる家庭の例
- ミルク
- 哺乳瓶(消毒液も)
- 離乳食
- スプーン
- おむつ
- 清浄綿
- 抱っこ紐、おんぶ紐
- バスタオル、ベビー毛布
- ガーゼ
- ビニール袋
- 石鹸
- 母子手帳など
要介護者がいる家庭の例
- 着替え
- おむつ
- ティッシュ
- 常備薬(おくすり手帳)
- 障がい者手帳
- 補助具など
ローリングストックをしましょう
ローリングストックとは、レトルト食品や缶詰などの食材や加工品を普段から少し多めに買っておくようにして、賞味期限を考えて古いものから順に消費し、消費した分を新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法です。
日常生活の中で消費しながら備蓄することで、備蓄食料の鮮度を保ちつつ、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができます。
また、日常的に防災用品をチェックする習慣にもなります。
お問い合わせ
危機管理局 危機管理担当
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所地下1階)
電話番号: 0544-22-1319
ファクス: 0544-22-1239